みなさんこんにちは。大阪から司法書士のいしもとです。
今回は、7月30日と8月5日の2日間にわけ、3士業×デザイナーでお届けしたセミナー【若手フリーランスのための法人化のススメ】の開催レポートをお届けします!
まず、1日目(7月30日)の第1部「会社の作り方の話」について、わたくしが担当させていただきました。
法人化するというのはそもそもどういうことなのか。どんな手続が必要で、法人化すると法律上なにが変わるのか。法人の登記簿にはどんな内容が登記されているのか?といった法人化する方に必ず知っていただきたい事項から、みなさん気になる実際に弊所にご依頼いただいた場合にかかる期間や費用までお話しさせていただきました。
また、法律上も「会社は登記によって成立する」と規定されており、『登記のプロ』は『司法書士だけ』であるというメッセージを、セミナー中に何度もお伝えさせていただきました。
参加者の皆様の心にそのメッセージが残り、将来、法人化する際に『会社を設立するなら、まず司法書士に相談しなきゃ!』と思っていただけましたら、わたくしといたしましては、今回のセミナーを開催した甲斐があったのではないかと考えております。
次に、1日目の第2部「会社のブランディングの話」について、株式会社MERRY BEETLEの志波大輔社長が講演されました。
わたくしは、以前、参加者として志波社長のブランディングに関するお話しを聞いて、その内容の素晴らしさに感銘を受けたのですが、今回の参加者の皆様もパッション全開でブランディングについて話す志波社長に引き込まれていたようでした。
ブランディングとはそもそも何なのか、言葉の由来は?インナーブランディングとアウターブランディングって?ブランディングの一貫性について。など、いまや大企業のみならず、フリーランスや中小企業にも必須のブランディングについて、その基礎知識から実際にブランディングを行う際の注意点まで、わかりやすくお話しいただきました。
日が変わりまして、2日目(8月5日)の第1部「会社に関するヒトの話」について、社会保険労務士の中坪夏海先生(オフィスルートエヌ)が講演されました。
行政からのセミナー依頼なども受けておられ、社会保険労務士として多数の講師実績をお持ちの中坪先生のお話は、これからの自分の参考にしたくなるほど大変流暢でわかりやすかったです。
社会保険労務士の仕事って?法人化すると必ず加入しなければならない各種保険について。法人化により変わる年金の種類。これからの時代どのような労働形態でヒトを雇用することが適切になっていくのか。など、最新の動向も踏まえお話しいただきました。
これから先、いしもと司法書士事務所もヒトを雇用することになるかも知れませんが、その時には、ぜひ中坪先生にご相談しよう!と思える素晴らしい内容でした!
最後に、2日目の第2部「会社に関するおカネの話」について、税理士の吉田卓先生(吉田会計事務所)が講演されました。
吉田先生は、わたくしと同じくセミナーで講師をされるのは初めてということだったのですが、初めてとは思えないほどスムーズに、かつ、テンポよくお話しされていました。
法人化によって税務的にどのように取り扱いがかわるのか。役員報酬の支給のメリットって?法人化するとできる効果的な税務対策とは。など、おそらく参加者の皆様が最も興味があるであろう内容のお話しが続きました。こころなしか皆様前のめりになって聴いていらっしゃたような気がします(笑)。
司法書士のわたくしといたしましても、設立登記のご依頼をいただく際に、『お客様はどのようなメリットを意図して法人を設立されるのか』『法人化した後、このような形で税理士の先生は経営者の方をサポートしているのか』『こうゆう登記をする時は、このような税務上の目的があったのか』について改めて知ることができ、非常に勉強になりました!
嬉しいことに参加者の皆様にもご満足いただけたようで、ご記入いただいた感想を拝見しながら、心から嬉しい気持ちでいっぱいになりました!許可をいただきましたので、お一方のご回答を次に掲載させていただきます。
コロナ禍の状況ということもあり、セミナー後に懇親会を開催できなかったのが少し残念ではありますが、それはコロナが収束した後のセミナー開催時のお楽しみということで。
いしもと司法書士事務所といたしましては、引き続きどんどんセミナーを企画・開催していきたいと思っております!セミナー開催をご希望される企業様は、お問い合わせフォームからご連絡いただけますと幸いです! また、オンラインでの開催をご希望される声も多くいただきましたので、オンラインでもリアルと同様にご満足いただけるようなセミナーを開催できるようますます精進してまいりたいと思います!
司法書士 いしもと
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